「ブライディー・ザ・マジックメイド」〜登場人物早わかり〜

 主な登場人物は、アルファベット順に命名されています(=^・^=)

A…「アンジェ」…11〜12歳、フランス、ブルターニュの貴族の末娘、ということになっているものの、実は「お姫様の影武者・身代わり」などを引き受けるちっちゃな『エージェント』」お姫様言葉で話す。得意技はもちろん「変装」 「ホワイトチャペルの亡霊」に登場

B…「ブライディー」さん…15〜16歳、本編の主人公。アイルランド生まれ。英国心霊研究協会が借りているお屋敷のメイドさん。占い能力あり

B…「バテシバ婆さん」… ダブリンの貧救院で、幼いブライディーにいろんな占いを教えてくれた、身寄りのない老婆。「ブライディーが占いができるようになった訳」に登場。

C…「シスター・セアラ」…27〜28歳、ダブリンの貧救院からヴァチカン外交省に召命された、貴族の娘でも滅多に出ないくらいの「超エリート」 法王猊下から「悪魔払いそのほか男性司祭のできることは全て許可する」というお墨付きを頂いている。「それを見たら相手は最期を迎える」くらいの絶対秘密の特別な能力があるらしい… 「ホワイトチャペルの亡霊」ほかに登場

C…「クラレンス」 それを寝室の壁に飾っておくと、「死後の天国」に行った夢が見られるという風景画を描く魔導師画家。「アリスと死の国」に登場。

C…「コッペリア」 「ロンドン正義メイド団」という「痛快大衆小説」の中からやってきて、デイジーとブライディーを「本」の中に連れて行ったスーパー・ヒロイン。しかし、その正体は? 「裸足のコッペリア」に登場

D…「デイジー」…11〜12歳、ロンドンはホワイトチャペル生まれ、ブライディーと同じく、英国心霊研究協会が借りているお屋敷のメイドさん。霊視能力あり

E…「エリアス」…11〜12歳、英国心霊研究協会が借りているお屋敷に、以前住んでいた高級軍人の一人息子の幽霊。「デイジーの初恋」に登場

F…「フィオナ・ウォーターフォード男爵令嬢」…15〜16歳… ブライディーさんの以前の雇い主。ケンブリッジのニューナム女子大に進学を希望している。シスター・セアラにラテン語などを学んでいたが、いまは師をしのぐ語学力を持つ。アイルランド人の貴族の娘だが、いまはロンドンに在住。「プロローグ」ほかに登場

G…「グエンドリン」…20歳くらい見える。数百年生き続けている、若くて美しい女の子しか愛せない不老不死の魔女。強大な魔力を持っているが、身体はわざと生身の人間のままにしているようなので、刃物や弓矢を嫌っている。「女神たちの森」に登場

G…「シスター・グラディス」…ダブリンの貧救院の風紀係を勤める、占いが大嫌いなシスター。「ブライディーが占いができるようになった訳」に登場。

H…「ヘレン」…15〜16歳に見える。グエンドリンによって無理やり不老不死の身体にされた少女。数百年生き続けている。グエンドリンの結界から外に出ると、塵に還る宿命にある。「女神たちの森」に登場

I…「イリス」 …フランスの貴族リモージュ伯爵の自慢のビスクドール。正義の意思を持ち、語りたい人間とだけ語り、自ら単独で移動でき、雷撃などの攻撃呪文を持つ人形。悪の人形師・傀儡卿が欲しがるが… 「人形の城」に登場

J…「ジェニファー」 ブライディーさんが贔屓にしている、ピカデリー広場近くの小さなオペレッタ劇場の新人歌手

J…「ヨナス博士」 結核の特効薬を発明しながら、世間に発表しない偏屈博士。「知る者と知らざる者」に登場

K…「ケリー」 ブライディーさんの貧救院時代の親友の踊り子

K…「キース」 「お兄ちゃん」のアイルランド独立闘争の同志。クリスマスの夜に傷ついて転がり込んでくる。「ブライディーのクリスマス」に登場

K…「紅梅」 清国燕京、紫禁城の後宮で警護の仕事をしていたが、不興を買ってロンドンに流れてきた。「ロンドン正義メイド団」の副団長で空手の達人「裸足のコッペリア」に登場

L…「リリー」 フィオナ・ウォーターフォード男爵令嬢の侍女兼御者兼お犬番。「復讐者・偽ブライディー」に登場

L…「ローレンス」 「淫魔(インキュバス)」が現れる絵を描く画家。「巴里の淫魔(インキュバス)」に登場

M…「ミレディ」 ローレンスの愛人。顔はもちろん姿まで自由自在に変えることができる妖婦。「復讐者・偽ブライディー」に登場

M…「マーカスとシェリー」 スコットランドの漁村の幼い兄妹。森の奥にあった落雷した巨木の焼け跡から、黄金のラッパを見つける。「深淵のクラリオン」に登場

N…「ネッティ」 ネス湖の近くに棲む観光案内人の少女。(自分はネス湖の魔物を呼び出すことができる)と思い込んでいる。「メイドさん対ネス湖の怪獣」に登場

O…「オクタヴィア姫」 ブライディーとうり二つのお姫様。ブライディーに影武者を依頼したのは、自分が正義の味方のメイドとして大暴れしているあいだ、寝室でおとなしく寝ている身代わりが欲しかったから、という、とんでもないお転婆お姫様。「ブライディー『お姫様』になる」ほかに登場

O…「オリーヴ」 オクタヴィア姫の小間使い

P…「ポピー」 ミレディのメイドだったが、主人に毒殺されそうになってからは、英国心霊研究協会の三人目のメイドさんになった。「復讐者・偽ブライディー」に登場

R…「ロザリンド」取り壊し予定、崩壊寸前の古い修道院の隠し牢獄に住みついている幼い修道女見習いの幽霊。「1986 ロンドン新たな春」の中の「魂の幽閉者」に登場

R…「ラキシス」 原因不明の難病のため、父のヒューゴー卿とともに、アイルランドの深い森にある「不老不死の魔女グエンドリンと、彼女と暮らしている少女たちの村」に行こうとするが… 「ラキシス最後の旅」に登場。

V…「ヴァネッサ」 ヨーク公の若くして亡くなった妻。ヨーク公は再婚の許しを得るためにブライディーやデイジーにヴァネッサの降霊を依頼するが… 「ブライディー玉の輿に乗る?」に登場

X…「ゼリューシャ」 ケンブリッジ大学のニューナム女子校で学んでいる女魔法使い。「ブライディー女子大生になる」に登場

Y…「ヨーク公」 ブライディーを養女に所望した大貴族。「ブライディー玉の輿に乗る?」に登場

「安倍 薫」… 安倍晴明の子孫の陰陽師の「テレビ占い師」、美女の式神でイブニング・ドレス好きの「比良」と、派手派手な「伊吹」の尻に敷かれている。「東京のブライディー」に登場



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